メンズ脱毛サロンを上手に選ぶには?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

人間は自分の魅力を高めようと、外見に気を使います。「人間は外見じゃなく中身だ」と反論したい人もいるでしょうが、やはり容貌の良し悪しで人の態度が変わってしまうのも事実。
特に美しい肌は他人の印象を良くしますから、その手入れに熱心になるのは当然のことです。

ところで、肌のケアに邪魔になるのが、ムダ毛の存在です。いくら化粧品を使っても、ムダ毛があると肌の魅力が半減してしまいます。そうならないように毛抜きやカミソリなどで処理に努めている人も多いでしょう。

しかし毛の自己処理というのは時間がかかる上、カミソリや毛抜きをずっと使っていると、その刺激で埋もれ毛や色素沈着が生じることもあります。

その悩みを解消してくれるのが、脱毛サロンや医療クリニック。昔は高額だった施術料も脱毛技術の改良によって安くなり、いまではすっかり庶民的なものになっています。

客層も徐々に若返り、女子高生が通うのも珍しくありません。
さらに「モテるために毛がボーボーの肌をキレイにしたい」という男性が増え、男性専門のサロンも次々とオープンしています。

ただ脱毛に挑戦してみたいと思っていても、男性にとってはサロンは勝手が分からないものです。

そこでこのページを作ってみました。メンズ脱毛サロンに着目し、よく用いられている脱毛技術、店舗の選び方の留意点などについて紹介していきます。脱毛にトライしたい男性の方々、どうか参考になさってください。

光脱毛とはどんなもの?

光脱毛について
「脱毛」について聞かれると、「針みたいな器具を毛穴に入れて、電気を流す」という施術シーンを思い浮かべる人がいるようです。

実はこういう想像は、間違いというわけではありません。昔の脱毛士は針状の電極を毛穴に挿入するという方法で、ムダ毛の手入れをおこなっていたのです。

ここで少しだけ、脱毛の歴史を説明してみます。

紀元前から脱毛薬はあった

初期の文明時代から人類は美容への関心を抱き、ムダ毛を処理するようになりました。古代の文献によると、紀元前3000年から4000年頃の地中海沿岸や現在の中東辺りでは、硫黄や石灰を混ぜ合わせた脱毛剤を使っていたようです。

そして紀元前1500年ごろのエジプトでは、蓮の葉、カバの脂肪、油などを原料にした脱毛剤が使用され、美女の代表とされるクレオパトラも脱毛薬で毛の手入れをおこなっていました。

以後近代まで、脱毛は化粧同様、女性のたしなみであり続けましたが、その方法に関しては、毛抜やカミソリのような簡素なツールか、植物由来の薬剤を使うだけで、古代と比べてさほど進歩があるわけではありませんでした。

電極を使った脱毛が始まる

しかし、19世紀末に電気の秘められた力に注目が集まると、ようやく脱毛にも新しい方法がもたらされます。その始まりとなったのが、米国の医師チャールズ・ミッチェルが考えた「電気分解脱毛法」でした。

セントルイスの眼科医だったミッチェルは、1869年、逆さまつ毛の除去のために電極(プローブ)を用い、毛根に含まれる水酸化ナトリウムを凝固することに成功します。これによって、逆さまつ毛の産出は阻害されました。

ミッチェルがこの脱毛法の論文を1875年に発表すると、やはり電極で脱毛をおこなう医師が出てきて、「電気分解脱毛法」は新機軸の脱毛方法として普及していきます。しかし、この方法はひとつひとつの毛穴に細いプローブを挿入していくため、たいへん時間と手間が必要でした。

それでも、成功すれば一生無毛状態が保てるためにこの方法は人気となり、改良型のマシンが日本にも輸入されました。
そして「ニードル脱毛」や「美容電気脱毛」と呼ばれ、脱毛の施術で盛んに使われるようになったのです。

特殊な光線を用いた方法が登場

やがて、色々な点でこのニードル脱毛よりも優れた方法が出現します。それが光線を使った脱毛方法です。

この方法は、毛根への物理的な接触なしにムダ毛を処理する、という点が画期的でした。波長を調節された特殊な光線は、ひとつの色だけに反応する特徴を備えています。脱毛の施術においては、その光線をムダ毛に含まれるメラニン色素に吸収させます。すると光は熱エネルギーへと変わり、毛根に大きなダメージを与えるのです。

この光線を用いた脱毛方法は、「レーザー脱毛」と「光脱毛」の2種類に大別されます。

そして多くの脱毛サロンで使われているのが、光脱毛です。

光脱毛の種類

ここでさらに光脱毛の種類について、説明してみます。

光脱毛には色々なライトが使われますが、それらのほとんどは毛の成分であるメラニン色素に吸収されます(この際、周辺の細胞は素通りしてしまいます)。

光線はメラニンへの吸収により熱エネルギーに変化。その熱が毛根の発毛器官にダメージを与え、毛が成長しなくなるわけです。毛の本数は徐々に少なくなり、施術を根気よく続けることで部位全部が完全な無毛状態に変わります。

現在、光脱毛には以下のような方式があります——

「IPL方式」
「SSC方式」
「ハイパースキン法」
「SHR方式」

それぞれの特徴をざっと述べていきましょう。

まず、IPL方式。これはサロンで最もよく採用されている脱毛方法です(サロンによっては「フラッシュ脱毛」とも呼ばれています)。ライトは毛を産生する毛乳頭とその周りの細胞にダメージを及ぼし、2、3ヶ月に1度のペースで施術すると、効果が段々とあらわれてきます。

デメリットは施術時に少々痛みがあること。ただ指でちょっと叩かれるような感じで、別にひどい痛みではありません。

続いてSSC方式。この方式の特色は射出されるライトにあります。IPL方式の場合はキセノンランプを用い、IPL(インテンスパルスライト)という光を照射します。一方、SSC方式では、クリプトンライトという光線を使います。

インテンスパルスライトだと、光線だけで施術することができますが、クリプトンライトは単独では普通の光と同じです。

では、どうやって毛根に損傷を与えるのかというと、まず皮膚に専用のジェルを塗ります。

その上でクリプトンライトを照射すると毛根が弱体化し、毛の成長が止まるのです。

SSC方式の最大のメリットは、ライトの照射パワーが低くても大丈夫、というところ。ジェルとの併用で脱毛するので、高熱の光線でなくても問題ありません。したがってIPL方式に比べるとさらに痛みが軽微です。

そして「ハイパースキン法」と「SHR方式」。この2つは新発想による脱毛方法です。両方ともバルジ領域という毛根の一部をターゲットにするところが、それまでの方法と異なっています。

特にハイパースキン法は、光線の温度がとりわけ低いため、施術時の痛みがありません。ですから、痛みに敏感な人でも脱毛できます。

光脱毛とレーザー脱毛の違い

脱毛の違いについて
上で述べた通り、大部分のサロンでは光脱毛による施術がおこなわれています。

それに対し、医療クリニックで使われているのは「レーザー脱毛」という方法です。これらはどんな点が異なるのでしょうか?

レーザー脱毛は、レーザー光線を用いた脱毛方法です。もともとレーザーは、ひとつの色に吸収される特性を備えています。つまり、ターゲットとするモノに色がついているなら、波長調整によってピンポイント的に損傷を与えられます。

そこは光脱毛とほぼ同じですが、レーザー脱毛の場合、その破壊パワーが段違いに強烈、という点が違っています。

長い波長を備えたレーザー光は、途中で拡散することなく毛根部分に到達します。
そのため発毛器官は死滅することが多く、部位は一生無毛状態になる確率が高くなります。

それだけの破壊力をもつため、器械は医師でないと操作できません。

ただレーザーは痛みが強い点がデメリット。敏感肌の人はトラブルが生じる可能性もあります。

光脱毛の長所・短所

長所

光脱毛の最大のメリットは、施術コストが安くですむことです。

もちろんプランや部位によるのですが、1回の料金が医療クリニックの半額に満たないケースもあります。

また、サロンのマシンを操作するには特別な資格はいりません。すでに説明したようにレーザー脱毛の場合は医師だけが施術できますが、サロンならスタッフの誰でも施術可能です。つまり、より多くの客を受け付けられるので、医療クリニックのように「契約したのに、予約が入れられない」という厄介な状況が避けられます。

2番目のメリットは、肌への負担がわずかで、照射時の痛みが軽微なこと。そのため、肌の敏感な人、痛みに弱い人にはピッタリです。

レーザー脱毛は光のパワーが強烈なため、痛みが避けられません。
そのため、部位によっては軽い麻酔を使うケースもありますが、光脱毛ではそんな心配は無用です。

麻酔を使うと追加料金が発生することが多いので、その点でも費用が節約できます。

そして最後のメリットですが、光脱毛には多くのプランとコースがあるため、自分の希望通りの脱毛ができます。

細かく部位を指定することも可能ですし、店舗によっては顔などのエステコースをオプションとして追加できるところもあります。

短所

光脱毛は「脱毛」とはいうものの、本当は「抑毛」「減毛」という方がよく、施術しても「部位は一生ツルツル」というわけにはいきません。

ただ毛がよみがえるにしても、本数が減少したり細くなったり、成長の速度が抑えられたりするので、施術そのものがムダにはなるわけではありません。

また光脱毛は、レーザー脱毛よりも施術にかかる期間が長くなります。

光脱毛は1度の照射程度では、あまり効果が実感できません。何ヶ月も施術し続けた結果、ようやく効果があがってきます。通常、レーザー脱毛の数倍の期間が必要です。

脱毛完了まで時間がかかりすぎると、レーザー脱毛より費用が高くなることもあるので注意しないといけません。

そしてもうひとつのデメリットに、産毛や薄い色の毛の施術が苦手、という点が挙げられます。

これらの毛は黒いメラニンの含有量がわずかなので、IPLなどの光線が反応しにくくなっています。そのため、施術を何回やっても効果が出にくいこともあります。

どこに留意してサロンを選べばいいのか?

料金のシステムに注意する

サロンは非常に店舗が多く、料金システムも多種多様です。ただ大まかにいうと、「月額制」と「ローン」の2つに分けられます。

出費を減らしたい人は「月額、定額制」を選びがちですが、施術日数が長びくとかえって料金が高くなる場合もあります。

さらに「月額制、回数無制限」というシステムを取っている店もありますが、そのお得さは回数で変わってきますし、「1回あたりの時間」も注意すべきポイントです。

たとえば施術頻度が1週間に1回で、1回10分だと仮定すると、1ヶ月あたりの施術時間は40分です。
40分でどれだけ施術できるかによって、その料金がお値打ちかどうか、判断がつきます。

また、顧客の多いサロンは予約が入れにくいので、こちらの思い通りに施術できないことが多いようです。

通い始めてからガッカリしないためにも、契約前に詳細な情報を知っておきましょう。

同じ部位でも男女によって費用の差がある

「〇〇(部位の名前)を脱毛してもらうと、いくらかかりますか?」とサロンで質問すると、「通常は〇円です」とスタッフが答えてくれると思います。ただ女性客が多い店だと、その返答にも注意が必要です。

というのも男性は女性と毛の量と質が違うため、通常よりも料金が高くなる場合が多いのです。

しっかり毛をチェックし、正確な見積もりを算出してくれる店もあるかもしれませんが、女性よりコストが高くなりがち、ということを理解しておきましょう。

「追加料金」は必要?

通常のコストのほかに、追加料金が必要なケースがあるか、あらかじめチェックしておくべきです。

例えば店によっては、オリジナルのケア商品を家庭でも使うように勧められることがあります。
その代金は最初からコース代金に含まれるのか、知っておくことが大切です。

延長料金をあらかじめ確認

契約分の施術は終わったものの、結果に不満足な場合は、追加で施術してもらえます。

その際、追加施術のコストが普通のプラン料金よりはるかに高い場合があります。
知らずに申し込むと後悔することもあるので、事前に確認した方がいいでしょう。

以上、脱毛を考えている男性のために、メンズ脱毛サロンの情報を色々と紹介してみました。

現在、脱毛はちょっとしたブーム。サロンも次々にオープンし、顧客を獲得しようと一生懸命です。月替りでキャンペーンをおこなっているので、小まめに公式サイトをチェックするようにしましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*